生協の出番 2
少なくとも、自由資本主義が支配していた第一次大戦前や、その自由資本主義が崩れて左右の全体主義が急伸していた戦間期に比べると・・・
生協の社会理念と現実の社会体制の間のへだたりは、今では大きく縮まってきていることは確かです。
いずれにせよ、社会の体制動向からしても、そのなかで生じてきているコミュニティの回復要求の高まりからしても、生協運動は、かつてよりもはるかにその出番を迎えているといえるのではないでしょうか。
社会体制から見る限り、歴史上、今日ほど生協の出番がやってきたことはない、とさえいえそうです。
そういうなかで問題になるのは、生協の組織です。
生協は、その基本精神からして、組織自体が人格協同体の性格をもったものでなくてはなりません。
その場合の組織の原理は、初めに見たように、広い意味での民主主義でなければなりません。
つまりインテグラルな民主主義でなくてはなりません。
この組織原理は不変のものです。