生協の組織方向 3
幸いにして、これを可能にするような技術的進歩が出てきました。
情報技術が猛烈に進んできたことです。
これを利用することができます。
今日の情報技術を生かすと、不断のフィードバックのなかで、決定はそれぞれにやりながら、全般的な意思統一をしていく技術的な可能性が開かれてくることになります。
いわゆる「分散型ネットワークシステム」です。
決定を分散しながら、全体をまとめあげていく、そうしたネットワークシステムをつくりあげていく可能性が、今日、開かれてくるようになっています。
「新5力年計画」では、基本計画の1.がこれに関連しているようです。
共通システムの開発計画がいわれる場合、一番考えられるべきことは、分散型ネットワーク化を進めて、連邦型の組織の全体を、民主的かつ効率的にまとめあげていくことのようです。
この試みのもつ意味は重大です。
もし、これに生協が成功するとなると、生協組織のなかに、人格協同社会のひな形ができるということになります。
そう考えると、生協組織はそれ自体が新しい協同社会の一つの実験場だともいえるでしょう。